英語の文書、特にビジネスの資料などで頻繁に出てくる「TBD」という略語。
これの意味と使い方について解説します。
略語「TBD」の意味
TBDとは、
To be determined
の略になります。
「determine」は「決定する」という意味の動詞ですね。
なので「To be determined」は、「(これから)決定されるもの」つまりは「まだ決定されていないもの」という意味を持つことになります。
そのため、TBDと書かれていたら「未定」「未確定」「未使用」などと言う意味だと思っていただければ良いです。
ただしそこには、「今後決定される」という意味が込められていることを覚えておくようにしてください。
略語「TBD」の使い方
文章の中で使われることもありますが、どちらかというと表や箇条書きの文書などの中で、まだ決まっていない欄を埋めたい時に使うことが多いです。
例えば「会議の予定を参加者に連絡したいけど、まだ会議室が取れてなくて未定」なんて言う時の開催案内。
[Date](日時)
June 29th
[Conf. room](会議室)
TBD
[Agenda](議題)
1. xxxxx
2. xxxxx
3. xxxxx
他には例えば、新製品のプライスリストなんだけど、まだ一部価格が決まっていないものがあるなんていう時とか。
- Product A - Price: $430
- Product B - Price: $370
- Product C - Price: TBD
こんな風に、日本語で「未定」とか「未確定」と記入するのと同じような感覚で使うことができます
類似した略語-TBAとかTBCはどういう意味?
似たような英語の略語として、「TBA」とか「TBC」というものもあるので、これらについても触れておきます。
TBA: To be announced (後日連絡)
TBC: To be confirmed (確認中)
TBDが、まだ決まっていなくてこれから決定される場合に使われるのに対し、TBAはすでに決まっているけど公表されていない状態、TBCは決まっている決まっていないに関わらず確認が取れていない状態に対して使われます。
TBA,TBC,TBDと似たような略語で、似たような場面で出てきますが、意味にははっきりと違いがあるので注意しましょう。