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TOEICの得点アップに絶対欠かせない勉強方法とその理由とは?

さて、この記事をご覧になっているあなたは、これからTOEICを受けようとしているのかもしれません。

あるいはすでに申し込み済みで、間近に迫った試験日に少し慌てているかもしれません。

それとも、就職や業務上の都合でTOEICを受けざるを得ない状況に立たされているのかもしれません。

 

まず1つ言えることは、TOEICみたいなものは、しっかりとした準備ができれば誰でも高得点が狙えます

とはいえただ闇雲に単語を覚えたり聞き流しリスニング教材をやったところで、効率的な得点アップは望めません。

 

TOEICを受験するにあたって、

  • まず最初にやっておきたい
  • 準備期間が短くてもこれだけはやっておきたい

という勉強方法について説明をします。

 

 

TOEIC受験前にこれをやるのとやらないのでは大違い

使用する教材はたった1つだけ、TOEIC公式問題集』です。

TOEIC公式問題集とは、「公式」と言うだけに、テスト開発機関であるETS(Educational Testing Service)が実際のTOEICテストと同じプロセスで制作した問題が収録されいる、いわば模擬試験教材です。

 

内容は、

サンプル問題29問

TOEICテスト2回分(200問×2回、計400問)

テスト2回分の解答、解説、和約、音声スクリプトを掲載

となっています。

 

リスニングセクション用の音声CDが付いているほか、リーディング問題も特典として一部音声データをスマホやPCにダウンロードできるようになっています。

解答用紙も実際のテストと同じ構成になっているので、自分で時間を測って、本番に限りなく近いシミュレーションができます。

またTOEICでは得点の計算方法は公開されていませんが、模擬テストの正答数から参考スコアが出せる換算表が付属しているので、「このくらいできたらだいたいこのくらいの得点」というのが事前に分かってしまうのです。

 

この公式問題集を使った具体的な勉強方法は後の方に書きますが、まずはTOEIC対策として公式問題集を使うことのメリットを整理してみます。

 

 

TOEIC試験対策に公式問題集が絶対かかせない3つの理由

公式問題集を使った学習には、主に以下にあげる3つのメリットがあります。

 

実際のテストと同じプロセスで制作されている

まずは何と言ってもこれですね。

高校や大学受験で模試をやるときに、志望校が決まってるのに他の学校の模試をやったりはしませんよね。

それと同じで、TOEICを受けるなら本番と同じプロセスで作成された問題をやるのが一番です。

TOEICは問題数だけでなく、問題の難易度出やすい単語文章の数や長さなどにも決まりや傾向があります。

参考スコアの換算もできるので、自分の今の実力を知るのにももっとも適しています。

 

テストの時間配分をシミュレーション・練習できる

TOEICを一度でも受けたことのある人なら分かると思いますが、本番では圧倒的に時間が足りません

最後の問題までしっかり読み切って回答できる人はごくわずかのはずです。

私自身900点台ではあるものの、最後の方の長文はザーッと流し読んでかろうじて有意な回答をマークするというのが精一杯でした。

 

TOEICの最適な時間配分はレベルによって差がありますが、よく言われるのは、

Part5(短文穴埋め):10分

Part6(長文穴埋め):10分

Part7(長文読解):55分

というものです。

 

75分のリーディングセクションのうち55分を長文にあてるというのは長すぎると思うかもしれませんが、すべての問題に取り組むことを前提と考えるとこうなるのです。

ただPart7でも、複数の文章になる後半は難易度が上がってくるので、自信がなければそこはなかば諦めてもう少し前半に時間を費やすという考え方も有りです。

 

TOEICは時間配分が命みたいなところがありますから、それをシミュレーションし、練習できるのが公式問題集を使って模試をやる最大のメリットと言えるでしょう。

 

公式スピーカーによるリスニング問題を繰り返し聞くことで耳を慣らすことができる

そしてリスニングセクションですが、リスニングには相性みたいなものがありますよね。

声質や声の高低、訛りやイントネーションが聞き取りやすい/聞き取りにくいというのがあり、それはテストの点数を左右します。

 

公式問題集では公式スピーカー(実際にテストで同じ人がしゃべっているという保証はありませんが)が問題を読み上げています。

TOEICの英語の発音は、米国・英国・カナダ・オーストリアとされていて、公式問題集ならそのあたりも本番に準じているので練習効果が高いと言えます。

 

リスニングに関しては何度も繰り返し聴くことで学習効果が上がるので、スマホなどに入れて毎日の通勤や通学で聴きまくると得点アップにつながりやすいです。

 

 

 

TOEIC公式問題集を使った具体的な勉強方法の流れ

では公式問題集を使った具体的な勉強方法について説明します。

時間がないから最短で終わらせたいという人は、1~3だけでもやっておくといいと思います。

とくに初めてTOEICを受ける場合は、模試を1回でもやるのとやらないのでは大違いです。

 

また模擬テストの後にどれだけ対策をするかでまた効果が大きく変わってくると思います。

そのあたりは時間と必要性との相談ですね。

 

1.サンプル問題で各パートのルールと特徴をつかむ

初めての方は各パートの問題のルールを知るために、2回目以降の方もルールを思い出して模擬テストの準備をします。

本番では(模試でも)問題の説明を読むなんてことに割く時間はありません

各パートの形式や答え方は確実に覚えておきましょう。

 

2.時間配分を決める

先に書いたように、高得点を目指す人はPart5~7を10分/10分/55分と配分するのが一般的です。

これを標準として、どこにより時間をかけるのがいいかは、模擬テストなどを通してカスタマイズしてください。

 

また各設問をどれくらいのペースで回答していけばいいのかも事前に確認しておきます。

例えばPart5は30問なので、10分で終わらせるのなら1問20秒で回答する必要があります。

Part6は16問なので10分なら1問37.5秒です。

Part7は難易度が徐々に上がっていくので等分するのは難しいですが、前半のSingle Passages(1つの文書)に25分後半のMultiple Passages(複数の文書)に30分などを振り分けておきます。

 

3.模擬テスト1回目

公式問題集ではリスニング45分、リーディング75分を本番同様にできるので、しっかり時間を測って実施しましょう。

計2時間にもなるので、まとまった時間が取れなければリスニングとリーディングを分けて行うのも良いでしょう。

終わったら答え合わせをして、参考スコアを出します。

 

4.テストの振り返りと対策

せっかく2回分のテストがあるので、しっかり1回目のフィードバックをして得点を伸ばしましょう。

  • 時間配分を見直す
  • 間違ったところを見直して繰り返す
  • 長文を読み込む
  • リスニングはできれば毎日繰り返し聴く

などをやった上で2回目にのぞみます。

 

5.模擬テスト2回目

1回目と同じように、しっかり時間を測って実施します。

1回目よりも正答率が上がって、Part7もより多くの問題に取り組めていれば成功です。

終わったらスコアを出して、また4と同様に振り返りをやってから本番にのぞみましょう。

 

 

まとめ-TOEIC対策にはまずは公式問題集から

さて、TOEICをこれから受ける人のために、公式問題集のメリットと学習の進め方を紹介しました。

TOEICで一番大切と言ってもいいのは時間配分です。

その時間配分を本番に忠実にシミュレーションできるのが公式問題集です

TOEICで高得点を取るためにできることは他にもたくさんありますが、限られた時間の中で1つだけやるとしたら、絶対に公式問題集を使った学習をおすすめします。

 

 

 

 

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