英語でのビジネスのやり取りでよく出てくる「ETA」という略語について、意味と読み方、使い方を解説します。
「あの件のETA、どうなった?」
なんて突然聞かれてもすぐに答えられるようにしておきましょう。
ETAの意味
ETAとは、「Estimated Time of Arrival」の略です。
Estimated・・・予想される
Arrival・・・到着
ですから、直訳すると「到着予定時刻」のように訳せますね。
とするとETAとは物流用語かのように思えてしまいますが、そこは注意が必要です。
ETAは、物の到着予定時刻に限らず広い意味での「納期」「完了予定」を指して使われることが多くあります。
例えば、頼まれていた仕事の完了予定や、メールの回答期限、ファイル転送の完了予定時刻などもそれにあたります。
語源としては物が物理的に届く予定時刻を指すものだったのが、より幅広い用途に使われるようになったのではないかと思います。
ETAの読み方
ETAの読み方は、そのまま「イーティーエー」と読みます。
この手の略語はまれにローマ字読みしたりしますが、ETAを「エタ」と読むことはありません。
ETAの使い方
前述したように、ETA形ある物だけでなく、タスクやサービス、資料やメールなどいろいろなものの納期や完了予定を指す言葉として使うことができます。
ETAの使い方が分かるような例文をいくつかあげてみます。
We're two days ahead of the schedule. So the current ETA is June-28th.
(予定を2日ほど前倒しているので、現在の完了予定は6月28日です)
I haven't received the material for today's meeting yet. Any ETA?
(今日のミーティング資料がまだだけど、いつもらえる?)
ETA for the data transfer that you requested is tomorrow morning. We appreciate your patience.
(ご依頼のデータ転送の完了時刻は明日朝となります。もう少々お待ちください)