今回は「a.k.a.」という略語の意味と使い方を説明します。
a.k.a.とピリオドで繋いでいるのでそれぞれが何かの略のようですが、いったい何を略しているのでしょうか?
a.k.a.の意味
a.k.a.は、「also know as」の略語です。
つまり和訳すれば、「~としても知られる」となりますね。
他にも「またの名を」、「通称」あるいは「別名」などとも訳されます。
読み方はそのまま「エイ・ケイ・エイ」と読みます。
a.k.a.とそれぞれに点を打つのが標準的ですが、aka.と最後だけ点を打つ場合もあります。
いずれにしてもビジネスシーンではそれほど見かけない表現ですね。
もっとも頻繁に使われるのがヒップホップの世界のようで、ラッパーが「別名ナントカ」という形でよく使っているようです。
個人的には(ヒップホップは聞かないので)映画のナレーションなどで時々耳にするかな、程度です。
a.k.a.の使い方
使い方としては、先に名前がきて、a.k.a.の後に別名がきます。
「名前 a.k.a. 別名」という形です。
例えば日本のラッパーで漢さんという方がいるのですが、別名を「GAMI」と言います。
この場合「漢 a.k.a. GAMI」となるんですね。
ヒップホップでよく使われると言っても、何も音楽用語などではないので、日常会話に応用するのはウィットに富んでいてとてもいいと思います。
例えばこんなのとか。
”Kuruma Torajiro a.k.a. wondering TORA"
(車 寅次郎、人呼んでフーテンの寅)
人に対してだけでなく、ものや出来事にも使われます。
Sakuradamon Incident (aka. Lee Bong-chang Incident)
桜田門事件(別名「李奉昌事件」)